2022年カタール大会へ向けて、サッカー日本代表の新監督には元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏が有力のようですね。
経歴や戦術と実績が知りたいです!日本やドイツの評判は?
クリンスマンのプロフィール
ユルゲン・クリンスマン氏はドイツ人です。
私はドイツのブンデスリーガのサッカーが好きで
よくテレビ中継をいていたのですが
クリンスマン氏についてはあまりよく知りませんでした。
もちろん、クリンスマン氏は元サッカー選手で
ポジションはセンターフォワードだったそうです☆
まずはプロフィールからどうぞ♪
- 名前:ユルゲン・クリンスマン
- 生年月日:1964年7月30日
- 出身地:西ドイツ・ゲッピンゲン
- 身長:182cm
- 体重:73kg
クリンスマン氏の実家はパン屋さんで
父親はパン職人なのだそうです。
クリンスマン氏本人も両親の意思を継いで
1982年にパン職人の資格を取られているとか。
サッカー選手として活躍しながら
パンの修業もされていたってのですね?!
異色の経歴をお持ちで面白いですね♪
今までの外国人監督と比べると
笑顔の画像が多くて優しそうに見える上に
パン職人とか聞くと、グッと親しみが沸いた気がします♪
サッカー選手としての経歴は・・・
1978年に西ドイツのクラブチーム
svシュトゥットガルター・キッカーズに入団し
キャリアをスタートしたクリンスマン氏は
得点王を獲得したこともある選手です。
よく『監督としては優秀だけど
現役時代はイマイチだった』と言う話を聞きますが
クリンスマン氏は選手時代も優秀な選手だったようです。
現役時代のプレー動画を見つけたので見てみてくださいね。
足が長いw。
身長が182cmもあるので日本代表監督になったら
ほぼどの選手も見下ろす感じになりますよね。
1989年からイタリアリーグの
セリエA、長友佑都選手が在籍していた
インテル・ミラノでプレーした経験もあります。
その後モナコではリーグ戦で20ゴールを記録し
トッテナムでは21ゴールを挙げ
『ライターが選ぶ最優秀選手』にも選ばれています。
1995年に母国ドイツに戻りバイエルン・ミュンヘンに
移籍してFIFAカップ、リーグ優勝をしていますよ☆
もちろん、西ドイツ代表としてもプレーをしていて
1988年のソウルオリンピックでは
銅メダル獲得に貢献しています!
ワールドカップの
イタリア大会・アメリカ大会・フランス大会の
どの大会でもゴールを決めていますし
長年にわたり主将を務めていたそうです。
2003年からはアマチュアクラブでプレーして現役を引退しました。
その後、ライセンスを取得して
2004年にドイツ代表監督に就任しています。
ちなみに実家のパン屋さんは現在
母親とお兄さんが後を継がれているそうです。
クリンスマン氏の私生活は地味なのだそう・・・
現役時代はもちろん年俸は高額だったにも関わらず
車は中古で鞄はリュックだったそうですよ。
今度、日本に来た時の格好が少し楽しみですね。
でも・・・さすがにリュックはもう無いか(笑)
クリンスマンの監督実績
監督としての実績はどうなのでしょう??
《2004年ー2006年》
ドイツ代表の監督を務めています。
なかなか結果が出せずに批判を受けることが多かったそうですが
FIFAワールドカップ・ドイツ大会で3位に導いて
評価は好転しましたが大会終了後に辞任を発表。
この時のクリンスマンン監督の右腕と言われたコーチの
レーヴ氏がその後、ドイツ代表の監督として
ワールドカップ優勝を導きましたね☆
《2008年7月ー2009年4月》
バイエルン・ミュンヘンの監督に就任し
チームの大胆な改革を進めたものの
成績不振やチャンピオンズリーグ惨敗で解任されています。
《2011年7月ー2016年11月》
アメリカ代表の監督を務めました。
ドイツ代表、バイエルン同様大胆な改革で
2014年FIFAワールドカップに出場を果たしています。
しかし2016年に連敗したことがきっかけで解任されています。
どの監督時代を見ても
「重鎮の見切り」や「若手の積極的な採用」など
大胆な改革を進める指導法のようです。
選手の好き嫌いがはっきりした監督だとも噂ですが
日本も若返りや大きな改革が必要だと言われているので
今後の采配や指導に期待して注目したいですね。
クリンスマンのドイツでの評判
ブンデスリーガのサッカーが私は好きなので
ドイツ人のクリンスマン氏が監督になるのは
大きく期待しているのですが
ドイツでの評判どうなのでしょう?
母国ドイツでは何よりもまず
「モチベーター」として評価されています。
選手の「やる気」や「モチベーション」を高める
「言葉」や「スピーチ」に長けているというのです☆
私が想像するモチベーターとは
「君たちは出来る!」「夢に向かって走れ!」のような
金八先生タイプなのですが・・・違うかな?
その反面、戦術家ではないとも言われています。
バイエルン・ミュンヘン時代も
戦術面については選手たちにほぼ丸投げだったという話しもあります。
では監督として、最悪な評価かというとそうでもなく
『クリンスマン氏が仕事を引き受けたら、完全に情熱を傾けるだろうと』
『53歳の男は、間違いなくサッカールーズに勇気ある、攻撃的なプレースタイルを処方するだろう』
という評価もされています。
ただ、やる気やモチベーションアップをはかるためには
言葉のスキンシップが重要になりますよね。
「言葉の壁がある」日本代表でクリンスマン氏が
実力を発揮できるのかが疑問だと噂されているようですね。
ちなみに今回の監督交代に対して海外での評判はというと・・・
・西野をキープすべきだ。
西野は最近就任したばかりなのに、日本の過去最高成績と同様の決勝トーナメント進出を果たしたじゃないか。
・なぜクリンスマンの為に、君たちは監督をクビにするんだ?
彼は戦術的に完全に無知なので、バイエルンでは選手たちが基本的に自分たちでコーチを始めたんだぞ。
・最高の監督ではないが、西野が続投できないのなら良い選択なんじゃないか。
などの声がありました。
クリンスマン氏はチームを時間をかけて構築し
データを重視して大きく変革していくタイプ。
個人の能力や競争意識も求める監督でもあるそうですよ。
クリンスマンの日本での評判
では日本での評判はどうなのでしょう?
やはりロシアワールドカップでの西野朗監督の評価が高かったので
誰が監督になっても疑問する声は多いようです。
やはり日本代表はトルシエ監督意外の
外国人監督では成功したというイメージが無いので
クリンスマン氏がどうのと言うより
「日本人監督」がいいのではとの声が多いようです。
まとめ
ロシアワールドカップでサッカー日本代表は
日本だけでなく世界を驚かせるプレーを見せてくれました。
クリンスマン氏には功績がある反面
不安や悪い評判も聞かれましたよ~。
もし新監督に就任した暁には
日本代表にパンを焼いてふるまってくれるかもですね。
サッカー日本代表を応援しています!
「そのにゅーすって、ほんと!?」でした。