2024年7月26日、いよいよ開催されるパリ五輪。開会式では、開催国フランス代表の選手たちが、老舗ブランドが手掛けた特別な衣装で入場行進を行います。一体どのようなデザインなのでしょうか?
目次
パリ五輪フランス代表の衣装のブランドは?
2024年パリオリンピックとパラリンピックの開会式で注目される、フランス代表の開会式衣装が素敵です!
デザインしたのは、フランスを代表する老舗レザーブランド「ベルルッティ」!
ベルルッティは、1895年にフランスで生まれた高級革製品のブランドで、日本の芸能界でもベルルッティ愛用者は多くいるようです。
- 阿部寛さん
- 中田英寿さん
- 高橋英樹さん
- 渡辺謙さん
- 滝沢秀明さん
などなど。
最高級の素材を使った靴やバッグが有名で、世界中のセレブも愛用しています。
そんなベルルッティがオリンピック史上初めて、フランス代表の公式開会式衣装を手掛けることになりました!
ベルルッティは、1993年にフランスの高級財閥LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH)グループ傘下に入り、経営基盤を強化し、世界的な展開を加速させていますからね。
今回のオリンピック衣装デザインも、その一環と言えそうです。
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フランス代表の衣装コンセプトがすごい!
フランス代表選手団の開会式での公式服装は、何度見ても本当に素敵。
パリ五輪の開会式は、セーヌ川沿いの夕暮れ時に開催されることから、ジャケットをタキシードをイメージしたデザインにしたそうです。
男子選手には、クラシックなミッドナイトブルーのウールのタキシードを用意。女子選手にはノースリーブジャケットや、ボトムスにパンツまたはシルクの巻きスカートを選ぶことができる。
引用元:WWD
もちろん、日本代表の開会式衣装も素敵なのですが、「赤と白」「ジャケットにパンツ」といつも変わらないという印象は拭えません。
フランス代表は、洗練された形と色合いが本当に素敵。
この開会式衣装のキーワードは、“エレガンス”と“コンフォート”なのだとか。
なんといっても、選手の全身を着飾る公式服装の随所に取り入れた、フランスらしいトリコロールカラーが印象的ですね!
ちなみに日本の式典用の衣装は、赤の差し色が加えられたホワイトジャケット、襟にトリコロールカラーが使用されたシャツを着用しています。
パリ五輪のフランス代表の開会式入場ウェアがBerlutiのトリコロールカラーでなかなかカッコいいなと思って、我らが日本代表を期待して見たら…嘘だと言ってくれ(涙) pic.twitter.com/JBlbZborkF
— Sky (@thesky1023) May 6, 2024
トリコロールカラーとは?
トリコロールカラーとは、服飾などの製品の意匠における、全く異なる3色の組み合わせのことです。
多くは、フランス国旗の青・白・赤の組み合わせを指し、単にトリコロールともいいます。
トリコロール(tricolore)は、フランス語で「3色の」を意味する形容詞。
フランス国旗は青、白、赤の3色なのですが、この3色は、フランス革命によって生まれたました。
- 青: 自由
- 白: 平等
- 赤: 博愛
フランスの理念を体現しており、フランス国民にとって非常に重要なのだそうです。
この3色の組み合わせの総称を「トリコロールカラー」と呼び、パリ五輪のフランス代表の衣装コンセプトになっているそうです。
開会式衣装におけるトリコロールカラー
フランス代表団の開会式用ウエアお披露目 パリ五輪・パラ🇫🇷
LVMH傘下のファッションブランド「ベルルッティ」が製作を担当。ジャケットやベルトなどにはすべて、特別なデザインがあしらわれている。#ParisOlympics #Paris2024 #パリ五輪 #パリ2024 pic.twitter.com/zdIPChfyO6
— AFPBB News (@afpbbcom) April 19, 2024
ベルルッティがデザインしたフランス代表開会式衣装では、トリコロールカラーが様々な形で表現されています。
- ジャケットの襟や袖口
- シャツのストライプ
- パンツのパイピング
- シューズのアクセント
これらのトリコロールカラーは、フランス代表選手たちがフランスの理念を背負って戦っていることを表しています。
パリ五輪をきっかけに、日本でもトリコロールカラーが流行るかもしれませんね!
フランス代表の衣装は評判が悪い?
フランス代表の開会式の衣装の評判はどうなのでしょう?
多くのメディアや評論家は、衣装の洗練されたデザインとフランスらしさを称賛していますよ。
伝統的なタキシードをベースにしながら、トリコロールカラーやベルルッティの職人技を取り入れることで、「オリジナリティとフランスの誇りを表現した」と評価されているのです。
選手たちからも好評で、「衣装が軽量で動きやすい」「長時間着用しても快適」とコメントしています。
女性選にはパンツとスカートが用意されているのも、ジェンダー平等への配慮と、選手たちの個性を尊重する姿勢の表れとして歓迎されています。
ただ、一部のフランス国民からは、「衣装がフォーマルすぎる」との意見もあるようですね。
「五輪はアスリートのお祭りであるべきであり、もっとカジュアルな服装の方がふさわしい」という意見です。
また、べルルッティは高級ブランドなので、衣装の制作には多額の費用がかかったと推定されています。
「費用を選手や納税者に負担させるべきではない」という批判や「環境に配慮が足りない」との意見もあったようです。
このようにパリ五輪フランス代表の開会式衣装は、称賛と議論が交錯する注目を集めました。
洗練されたデザインと快適性は評価されていますが、格式や費用、環境への配慮などについては議論も起こっているようです。
まとめ
【パリ五輪フランス代表!開会式衣装のブランドやトリコロールカラーの意味とは?】をまとめました。
パリ五輪でフランス代表選手が開会式で着用する衣装は、老舗ブランドの「ベルルッティ」が手掛けました。
フランス国旗のトリコロールカラーが取り入れられ、洗練されたデザインが魅力的です!
タキシードをイメージしているのはセーヌ川沿いの夕暮れ時に開催されることから、ロマンティックで洗練された雰囲気を演出できますね!