白毛馬ブームの火付け役となったブチコは、2022年12月28日に引退しました。引退後はどこで何をしているのか、気になりますよね。また、引退の理由となった怪我の状態や、ゲートを嫌がる理由などについても、知りたいところです。
ブチコの現在
2023年1月15日現在、競走馬ブチコは繁殖牝馬として北海道安平町のノーザンファームで過ごしています。
ブチコは、2016年にデビューし、2020年にソダシ、2023年にママコチャと、2頭のGI馬を送り出した名牝です。
ブチコの初仔であるソダシは、白毛馬として史上初のGI制覇(阪神ジュベナイルフィリーズ)を果たし、その後も桜花賞、ヴィクトリアマイルとGIを3勝。
2021年度のJRA賞最優秀2歳牝馬、最優秀3歳牝馬に選出されました。
2番仔のママコチャは、2023年にスプリンターズステークスを制し、ソダシに続く白毛馬2頭目のGI制覇を成し遂げました。
ブチコは、2022年と2023年にそれぞれ1頭ずつ産駒を出産しており、今後も新たな白毛馬の誕生が期待されています。
ブチコは、白毛馬として新たな歴史を刻み、日本競馬界に大きな影響を与えた馬です。
今後も、繁殖牝馬として新たな活躍を見せてくれることでしょう。
白毛馬ブチコは、2023年現在も繁殖牝馬として活躍しています。初仔のソダシ、2番仔のママコチャと、2頭のGI馬を送り出し、白毛馬の歴史に新たな1ページを刻みました。今後も、新たな白毛馬の誕生が期待される、注目の繁殖牝馬です。
ブチコはこんな馬
▼ここからは現役の頃の「ゲートが嫌いだったブチコ」について書いています。血だらけになったこともあるブチコ。なぜ、そんなにゲートに入るのが嫌だったのでしょう?
白毛、まだらな「ブチ模様」でブサ可愛いブチコ。
競馬にあまり詳しくない私も、ブチコが見たくて出走するレースはテレビ観戦してしまうほどです。
ブチコちゃん・・・。前走のマリーンC(船橋)でもスタートを待てずにゲートを突進してこじ開けて放馬、除外となってしまいましたね。
この時も怪我をしています。
デイリースポーツの記事で右目付近から流血している画像もありました。
きのうのマリーンCで競走除外(右上眼瞼挫創)となったブチコ。
痛々しい姿になってしまいました。
右眼の上を4針縫ったそう。そして、左眼の上にも擦り傷が。
しばらく厩舎で傷を癒すことになりそうです。#keiba #ブチコ pic.twitter.com/y3J48bzHap— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) April 13, 2016
麦秋Sでスタートとなる直前にゲートを「くぐって」外ラチを激突しながら超えようとして左前脚の付け根から怪我をしてしまいました。
この後、ブチコは競馬場内の診療所で裂創部の縫合手術を受け治療を施した左肩に包帯を巻かれたそうです。
レースは除外。
左肩端部裂創の診断で、30日の出走停止処分です。
ブチコはゲート嫌いだったのか?
ブチコちゃんは前走の放馬後に、通称「縛る」訓練とやらを行なったそうです。
それは、どんな訓練かと言うとロープでゲート内に固定させ30分以上も「我慢させる」というものらしいです。
なんか可哀想ですね。
私だったらもっとゲートが嫌いになりますけど、馬は「慣れる」との考えなのでしょうか?
ネットでも
「ブチコちゃん可哀想!」「我慢じゃなくて拷問」「また30分やらされると思ったんだろ」「人間でもきつい」
という声が多かったです。
怪我も心配ですけど、ブチコの心の方が心配でした。
怪我をする直前のパドックでも嫌なそぶりをしてたそうですよ。
ホント・・・もともと垂れ目ちゃんですけど、何か訴えるような目に見えますね。
ブチコは閉所恐怖症かもしれません。
30分も強いられて、余計にゲートに入る事がトラウマになってしまったのではないのでしょうか?
という感じだったかもしれませんね。
怪我が治れば、またレースに戻れるのかと安易に思っていた私ですが、なかなか難しいのですね。
トレセン内でゲート再審査を受けなければならないそうです。
そして、もう一度同じ失敗をすると開催競馬場でのゲート再審査を受けねばならず程度によっては、JRAが処分を下す場合もあるとか。
「処分」というのは、引退ということでしょうか。
ブチコちゃんを見ていると癒されるし、走っているブチコちゃんを見ていると「私も頑張ろう」って思うけど。
ブチコが、もう走るのが嫌だったりゲートが嫌いなら命に関わるような事故が起きる前に、引退もあるかもしれませんね。
いずれにせよ、再度ゲート審査をして合格しなければいけないそうです。
次走を目指すことになるのか、それともこのまま引退かはその審査をしなければ、まだ分からないそうです。
ブチコちゃんの除外による返還金が9億円を超えて、ブチコちゃんの人気はただのアイドル馬でないことを証明していますよね。
ブチコは、1600万下を勝利したオープンクラスだった強い馬なのですっ✩
【追記】
2017年にTwitterにてブチコの引退が発表されました。
「トレセン最後の朝です。あと一時間もしないうちにさよならです。たくさんの応援ありがとうございました。ブチコさんはお母さんになります。本当にありがとうございました(*^^*)」
現在は北海道のノーザンファームで過ごしています。
まとめ
白毛馬ブチコは、2023年現在も繁殖牝馬として活躍しています。初仔のソダシ、2番仔のママコチャと、2頭のGI馬を送り出し、白毛馬の歴史に新たな1ページを刻みました。
今後も、新たな白毛馬の誕生が期待される、注目の繁殖牝馬です。
ブサかわいいブチコ。
ブチコはゲートが嫌いなのか?なぜ?、何が嫌?だったのか本当の事はブチコに聞いてみないと分かりませんね。