サニブラウン・アブデル・ハキーム選手が日本男子陸上界で注目されています!
サニブラウン選手の母親と父親について調査しました。また、大学はどこなのか?身長・体重と噂の英語力、父や母についても見逃せない情報が満載です!
サニブラウンのプロフィール
サニブラウン・アブデル・ハキーム選手は、日本の陸上短距離界を代表するスプリンターとして注目を集めています。
サニブラウン選手は1999年3月6日生まれの25歳で、福岡県出身で、身長188cm、体重79kgの恵まれた体格を活かし、100mと200mの短距離種目で活躍してます。
彼の最大の功績は、2019年に樹立した100mの日本記録9秒97です。
この記録は現在も破られていません。
また、200mでも20秒32の好記録を持っています。
そんなサニブラウン選手は2017年秋からフロリダ大学に進学し、アメリカで競技力を磨きました。
現在はフロリダ州のジャクソンビルのタンブルウィード・トラック・クラブを拠点に練習を続けています。
国際大会での実績も豊富で、2022年の世界選手権では100mで7位入賞を果たしました。2023年のブダペスト世界選手権では100mで6位に入り、着実に世界のトップレベルで戦える選手に成長しています、
2024年のパリオリンピックでは、サニブラウン選手にとって初めての100m個人種目出場となります。予選では10秒02の好タイムで2着となり、余裕を持って準決勝進出を決めました。
サニブラウン選手は「日本記録は通過点。目指すはあくまで世界記録」と語っており、さらなる高みを目指して挑戦を続けています。日本短距離界のエースとして、個人種目だけでなく4×100mリレーでもメダル獲得が期待されています。
サニブラウン選手はもともとサッカーをしていたのですが「団体競技に向いていない」という母親の判断で小学3年生の時、陸上競技に転向したそうです。
最初、サニブラウン選手は「陸上競技は嫌々やっていた」というので意外です。
ウォーミングアップから試合の流れの中で、緊張感が高まる事が苦手なんだとか。
サニブラウン選手のインタビューやコメントを聞くと、人前で話すのがあまり得意そうではないので、団体競技より個人競技の方が向いているのはなんとなく分かります。
「緊張感」が嫌と言うのは「ドキドキ」するのが嫌なのかもしれませんね。
そんな彼が注目されるようになったのは高校生になってからです。
2015年1月に東京オリンピック代表選手候補に期待される「ダイヤモンドアスリート」に認定されたことでした。
サニブラウン選手を調査していて「凄い」と思ったのは指導者の方々の面々が素晴らしいことです。
- 森長正樹さん(男子走り幅跳び日本記録保持者で92年バルセロナ、00年シドニー五輪出場)
- 大森盛一さん(92年バルセロナ、96年アトランタ五輪男子1600メートルリレー代表)
- 山本貴彦さん(元日本代表・シドニーオリンピック出場)
こんなにオリンピアンの方々に指導して頂けるのはなかなか経験できないのではと思います。
森永正樹さんとサニブラウンのお母さんとは旧知の仲だそうです!
サニブラウン選手の現在の活躍はもちろんご本人の努力の成果ですが、こうした素晴らしい指導者との出会いがあったからこそかもしれませんね♪
サニブラウンの父と母
サニブラウン選手はハーフで、父親がガーナ人、母親が日本人です。
父親のラティフ・サニブラウンさんはガーナでサッカー選手の経験があり、現在は都内でスポーツBARを経営されているそうです。
母親の明子さんは高校時代に100m・100mハードルでインターハイ出場したことがあり、高校卒業後、デザインの専門学校に行きその後、スポーツメーカーでお勤めされていました。
サニブラウンの大学
サニブラウン選手は2017年の秋からフロリダ大学に進学しました。アメリカの大学を選んだ理由は、設備やスタッフだけでなく、学業面のサポートが充実しているためです。
アメフト・水泳・バスケット・陸上などの強豪校で学校のトレードマークは「わに」。
「ゲイターズ」とも呼ばれ、スポーツ飲料水のゲータレードを生み出した学校なんだそうです。
屈強の男性がいっぱいいて怖そうですね(;^_^A
サニブラウン選手の世界での活躍が認められ大学が獲得に名乗りを挙げてくれたんだそうです。
もちろん日本の大学からも熱心な勧誘を受けていました。でも、アメリカの大学を選んだ理由は
「設備やスタッフだけでなく、学業面のサポートの充実が、将来の夢であるスポーツマネジメントを目指す自分にとって最良だと考えたから」
だそうです☆
サニブラウン選手に限らず、フィギュアスケート選手・サッカー選手・ゴルファーなどなどスポーツ選手の多くは海外で学んでいます。
もちろん多田修平選手のように地元愛のある選手も素敵ですが、サニブラウン選手のような生き方も応援したいと思います♪
それにしても・・・
陸上競技に転換した時は母親に言われて嫌々やていた子が、将来を自身で決断するまで成長したのかと思うと感慨深いものがありますね(笑)
サニブラウンの英語力
サニブラウン選手の英語力は通訳なしでインタビューに答えられるほどです。大学では英語を母国語としない留学生には配慮があるとのことです。
サニブラウンの身長
サニブラウン選手の現在の身長は188cmです。
すごい高身長ですね~☆
それでも世界で戦っている姿を見るとそんなに大きく見えませんから、いかに世界で活躍する選手が身長だけでなく体格がいいのかが分かりますね♪
実はサニブラウン選手の身長は中学の頃に20センチ以上伸びたそうです!
学生の頃、夏休み明けに会う男の子たちが、大きくなっていて驚いた経験はありませんか!?
寝ている時に骨がギシギシ鳴って成長しているのが分かるとか。成長痛で眠れないと聞いたことがあります。
サニブラウン選手もそうだったのでしょね?
サニブラウンの英語力
サニブラウン選手の英語力は通訳なしで英語のインタビューに答えられるほど。
父親がガーナ人なので、子供の頃から英語は得意だったのではと思います。
専門的な語彙は、まだ勉強しないと厳しいようですが、大学では英語を母国語としない留学生には配慮があるとの事でした。
現在は流暢な英語を話すようですね。
追記・1
サニブラウン選手は2016年11月10日、2017年の秋期からフロリダ大学に進学しています。2019年5月11日に行われた大学南東地区選手権の100m予選で10秒10をマークし、世界選手権の参加標準記録に到達!!
サニブラウン、10秒10(0.0)!
ドーハ世界選手権参加標準突破! https://t.co/MRYija4nto— 熊田大樹 @陸上 (@athletekuma) 2019年5月11日
#陸上 男子短距離のサニブラウン・ハキーム選手が10日、アメリカ・アーカンソー州で行われている大学南東地区選手権の100m予選で10秒10をマークし、世界選手権の参加標準記録に到達。全体トップで11日の決勝に進みました。https://t.co/riM3vfFsTH #がんばれニッポン
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) 2019年5月11日
2020年東京オリンピックが楽しみですねっ!
追記・2
2019年6月7日(日本時間8日)に全米大学選手権男子100メートル決勝でサニブラウン選手が9秒97(追い風0.8メートル)の日本新記録をマークしました!
準決勝でもそうだったけど、スタートで出遅れたのが勿体ない。逆に考えると、スタートを修正できれば、さらに良いタイムを出せるということだが。
それにしても優勝したディバイン・オドゥドゥル選手(9秒86)は強い。#サニブラウンpic.twitter.com/qpophKFedP— デミアン (@boku_demian) 2019年6月8日
なるほど。
スタートの出遅れがもったいなかったのですね!これはまだまだ伸びしろがあるという事ですねっ!
サニブラウンのこと日本人じゃないとか批判している人居てるけど、シンプルにこの若さで世界で戦って日本新記録更新して、バカかっこいいと俺は思う、おめでとう。#9秒97 pic.twitter.com/xR32uLCRfv
— りょう (@ryo_tagundoo) 2019年6月8日
日本の歴代100メートルの記録はこちらです!
読売新聞より
日本歴代100㍍#100m #サニブラウン pic.twitter.com/Ng441OHaXE— ⚾Shizuoka Baseball Fan⚾ (@OmotOyj1) 2019年6月8日
まとめ
世界大会の陸上競技で、しかも100m走で日本人が活躍する日が来るなんて、私は思ってもいませんでいた。
それが2017年、陸上の世界選手権ロンドン大会で多田修平選手・ケンブリッジ飛鳥選手・サニブラウン・ハキーム選手の3選手とも準決勝に進みました!!
これは史上初の快挙でした。
2024年パリオリンピックでは日本人のオリンピック最高記録10秒02で準決勝進出を果たしています。
これからもサニブラウン選手の活躍から目が離せませんね!