台風1号2024に関する最新進路予想を、米軍(TWC）、ヨーロッパ、Windy、気象庁などの各情報をまとめました！各予報の特色や違いを解説し、日本への影響を予測します！この記事では台風のたまごの発生から消滅までを追っていきます。
情報を総合的に考慮し早めに台風対策を講じるためにお役立てください！
目次
台風1号2024のたまご発生！
2024年に入って初めての台風が発生しています。
気象庁の発表によると、台風1号（イーウィニャ）は、今日5月27日(月)6時現在、フィリピンの東を北北東に進んでいます。
29日午前0時の予報
- 存在地域：沖縄の南
- 進行方向、速さ： 北東 35km/h
- 中心気圧：975hPa
- 中心付近の最大風速：40m/s
- 最大瞬間風速：55m/s
米軍（JTWC)：台風1号の情報
では、いち早く低圧部の段階から情報を提供しているTWC（Joint Typhoon Warning Center）の情報からチェックしてみましょう！
下記画像の中央にある矢印（TY01W Ewiniar)が台風1号になります。
画像：JTWC
今後の進路予想を見てみましょう。
画像：JTWC
台風注意報（INVEST 93W）を翻訳して簡単にまとめてみました。
台風01W（エウィニア）の予報に関する説明
発表日時: 5月28日 0900UTC
概要:
- 現在の位置: 北緯19.9度、東経126.7度
- 現在の強さ: 風速70ノット（約130キロメートル毎時）
- 位置: 沖縄県、嘉手納空軍基地の南401海里（約743キロメートル）
- 過去6時間の移動: 北東方向に時速約33キロメートルで移動
- 波の高さ: 32フィート（約9.75メートル）
衛星分析と現在の状況:
- 衛星画像では、台風がほぼ対称な形を保っていることが確認できますが、北西部分に少し劣化が見られます。
- 現在の位置は衛星画像から高い確信を持って決定されています。
- 風速の評価は、様々な機関のデータを総合的に判断して決定されました。
環境状況:
- 海面水温は29～30度で、風の影響が少なく、上下方向の空気の流れも良好です。
今後の予想:
- 台風エウィニアは北東方向に進み続けますが、環境が徐々に悪化し、風の影響が強まり、水温が低くなるため、勢力が弱まると予想されます。
- 48時間後には、台風が前線と接触し始め、96時間後には温帯低気圧に変わると予想されます。
- この変化により、台風は徐々に弱まり、最終的には中程度の強さの低気圧になるでしょう。
予測モデルについて:
- 進路予測は非常に高い確信を持っていますが、強さの予測にはいくつかの不確実性があるため、確信度は中程度です
台風や熱帯低気圧に関する最新の情報や警告は、公式な気象機関から確認することをおすすめします。
今後の情報にご注意ください！
【図の見方】
- 黄色丸(24時間以内の発達は考えずらい)
- オレンジ丸(発達しても24時間以上かかる)
- 赤丸(24時間以内に発達します)
- 赤矢印(熱帯低気圧・台風)
- 水色丸は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質
米海軍の気象センター（Joint Typhoon Warning Center, JTWC）はアメリカ・ハワイ州にあるアメリカ国防総省の機関でアメリカ軍のための気象情報機関です。
非常に詳細な情報を提供することが多く、一般の人も簡単に見ることができます。
ヨーロッパ（ECMWF）：台風14号たまご進路予想
次に、ECMWF（ヨーロッパ中期予報センター）の気象予報を時間を進めてみましょう！
5月29日（水） UTC (T+150)
画像引用元：ECMWF
6月1日（土）00 UTC (T+216)
画像引用元：ECMWF
ECMWFによる予想では、6月1日には関東に接近する予想になっています。
ECMWFで緑色で表されているのは風の強さになります。
画像引用元：ECMWF
ECMWFは等圧線と風の強さが視覚的に捉えることができるのが特徴で、緑色が濃くなるほど風が強くなります。
ECMWFは、欧州に拠点を置く気象予報機関であり、その気象モデルは世界中で高く評価されています。
その提供する情報は、一般の人々よりも気象学者や専門家が主な対象とされています。そのため、専門的な知識が必要な場合もあります。
しかし、高度な可視化ツールを用いて、予報データをわかりやすく表示することが多いです。これにより、専門家だけでなく一般の人々もその予報を理解しやすくなっています。
JTWCと同じく、一般の人もみることができるのでみて見てくださいね。
windy：台風14号たまごの進路予想
次にwindyを見てみましょう！
▲マークをタップすると時間をすすめて見ることができます。
Windyでも5月30日には沖縄にかなり接近し、その後、北上してくる様子が視覚的に見ることができます。
Windyは、複数の気象予測モデルのデータを取り入れていて、その視覚的なインターフェースと豊富なデータにより多くのユーザーから高い評価を受けています。
上記の画像では、風の動きと等圧線を示すデータを表示させています。
（L）は低気圧
（H）は高気圧です。
気象庁：台風1号たまご進路予想
【台風1号 明日にも強い勢力で大東島地方へ 31日頃には関東に近づく可能性】 https://t.co/XmN2rqtckH 台風1号は強い勢力を維持したまま、沖縄の南に進む見込みです。その後も北上を続けて、31日頃には関東に近づく可能性があり、注意が必要です。
— tenki.jp (@tenkijp) May 28, 2024
【気象庁】31日頃には関東に近づく可能性があり、注意が必要です。
気象庁が熱帯低気圧として発表されるのは、24時間以内に台風に発展する可能性が高いものだけです。
ウェザーニュース：台風14号のたまご情報
【台風情報】
強い勢力の台風1号（イーウィニャ）は今日5月28日(火)15時現在、フィリピンの東を北東に進んでいます。今後も北東方向に進み、明日29日(水)頃に沖縄県の南大東島に最も近づく見込みです。また、31日(金)頃には関東の南の海上を通過する予想となっています。https://t.co/d86baVv6Jj pic.twitter.com/XIA367ljIe— ウェザーニュース (@wni_jp) May 28, 2024
【ウェザーニュース】
強い勢力の台風1号が日本列島に接近するため、気圧が大きく変動する見込みです。
温帯低気圧に変わる6月1日(土)にかけて広範囲で警戒〜注意ランクの天気痛が続く予想のため、天気痛・気象病の症状が出やすい方は体調管理にご注意ください。
ウェザーニュースは、台風の最新情報をリアルタイムで提供しており、その進路や影響に関するニュースも頻繁に更新されます。
台風1号2021の名前は？
もし台風が発生した場合、アジア名リストに基づいて順番に名前が割り当てられます。
2024年最初の台風は、「Ewiniar（イーウィニャ）」という名前になります。
イーウィニャは、台風委員会によって定められた50個の台風名のリストから選ばれたもので、ミクロネシアが命名し、チャモロ語で「神の嵐」という意味です。
飛行機の運行状況は？
| 航空会社名 | 欠航／運行 |
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大手電力会社の停電情報！
| 電力会社名 | 停電情報先リンク |
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JRの運行状況を確認する
| 鉄道会社 | 運行状況先リンク |
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まとめ
【台風1号2024たまご米軍最新進路予想！アメリカ.ヨーロッパ.windy.気象庁のまとめ！】をまとめました。
現時点では熱帯低気圧が台風1号に発達するかどうかは確定していないことに注意が必要です。 今後の情報に注意してください。
