「ウルトラセブン」の4Kデジタルリマスター版がNHKBS4Kで放送されると聞いて思い出したのが、第12話「遊星より愛をこめて」です。あらすじストーリーのネタバレと、欠番・封印されている理由について!
ウルトラセブンが4Kで放送!
「ウルトラセブン」の4Kデジタルリマスター版がNHKBS4Kで放送されるとのこと。
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嬉しい〜!
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【「ウルトラセブン」4Kリマスター版の放送予定】
- 9月29日(火)スタート〈全48話〉
- 放送日:毎週火曜
- 放送時間:後11:15〜翌前0:10
(本編を2話ずつ放送。冒頭3分で見どころの紹介があるそうです)
「ウルトラセブン」懐かしいですね〜!
子供の頃、夢中で見ていた覚えがあります。
私は「ウルトラQ」「ウルトラマン」ではなく「ウルトラセブン」の世代なので、ウルトラマンと言えば「ウルトラセブン」です。
ダンとアンヌのキラキラした告白シーン・・・。
あのシーンを超えるドラマや映画、アニメの最終回を探すのは難しいと思うほど、幼かった私の心にも残っています!
そのウルトラセブンには幻と言われる第12話があります。
今回のNHKBS4Kで放送されるのは「全48話」とあるので、やはり第12話は放送されないのでしょうね。
(本来は全49話あります)
過去に「ウルトラセブン」の再放送も何度かありましたが、この第12話は本放送と再放送の1放送のみだったと記憶しています。
毎週欠かさず見ていた私ですが、あまりに幼かったのであらすじは覚えていません。
はて、、、?
皆さんはどんなストーリーだったか覚えていますか?
ウルトラセブン第12話あらすじ
おぼろげな記憶を頼りに
「ウルトラセブンの第12話のあらすじ」を調査して見ました!
第12話「遊星より愛をこめて」のネタバレ
宇宙のどこかで大爆発が起きた。
ウルトラホーク2号で宇宙パトロール中だったソガ隊員とアマギ隊員は、大爆発による放射能を検出する。一方、東京では若い女性が突然昏倒し、やがて亡くなる事件が多発する。
分析の結果、彼女たちは白血球が急に欠乏する「原爆病」に似た症状を発していたうえ、地球に存在しない金属でできたメーカー名もネームもない謎の腕時計を所持していた。
2つの「線」は、やがてアンヌの旧友・山辺早苗と彼女の恋人・佐竹三郎で交差する。
佐竹が早苗に贈った腕時計には、人間の血液を奪う機能があった。
そして、佐竹は地球人の血液を奪いに来たという本性を現し、スペル星人の放射能に冒された異形の姿をさらけ出す。
スペル星人は腕時計に偽装したメカで血液を収集するが、被害者は白血球が皆無に近くなり昏倒、ダンは「原爆病によく似た症状」という台詞がある。
なお、作中ではセブンの出自がM78星雲であることが初めて言及される。
Wikipediaより
スペル星人
スペル星人は、母星におけるスペリウム爆弾の実験のため、その放射能で血液が著しく侵されてしまい、代わりとなる血液を奪うため、複数名が先行して地球に来訪した。
当初は、地球人の女性を対象に採血機能と血液の結晶化機能を備えたスペリウム金属製の腕時計(装着した人間は白血球が減少して昏倒する)をばら撒き、地球人の血液を奪っていたが、女性の血液よりも子供の血液のほうが純度が高いことを知ると、対象を子供に変更する。
新聞で子供を対象とした「ロケットの絵を描いて、宇宙時計を貰おう」というキャンペーンを展開し、子供たちに腕時計を大量に配布して血液を奪おうと企むが、新聞で異変を察知したウルトラ警備隊に計画を阻止され、自らのアジトを破壊して巨大化し、地球人の血液を奪うことを宣言する。
ウルトラホーク3号を撃墜するなど応戦するも、搭乗していたダンがウルトラセブンに変身し、一騎討ちとなる。
セブンのアイスラッガーを一度は回避したが、ウルトラ警備隊に円盤を破壊され、逃げようと空中に飛び上がったところを、背後から二度目のアイスラッガーで両断され、絶命
Wikipediaより
ちなみに第12話のスペル星人の特徴はこんな感じです。
- 身長:1.7メートル – 40メートル
- 体重:100キログラム – 1万トン
- 能力:マッハ20で大空を自由に飛ぶことができる
- 目から怪光(破壊光線)を発する
- 出身地:スペル星
スーツアクターは中村晴吉氏です。
この12話でダン隊員がM78星雲の人間であることが明かされました。
第12が封印・欠番の理由は?
ウルトラセブンの第12話はなぜ封印され欠番になっているのでしょう?
#ウルトラセブン
ウルトラセブン4K放送
第12話『遊星より愛をこめて』
は現在欠番で放送はできません
とアナウンスが入るか
全く触れないかどっちかだろう😓 pic.twitter.com/1ATWbu42YL— みい (@uvatmmtofFKigON) August 18, 2020
欠番になってしまった12話が放送されたのは1967年12月17日のことです。
放送後にスペル星人は「きゅうけつかいじゅう」「きゅうけつうちゅうじん」という別名で「週刊少年マガジン」や「たのしい幼稚園」などの雑誌に掲載されています。
しかし、1970年10月1日 小学館より出版された『小学二年生 11月号』のふろく「かいじゅうけっせんカード」に「ひばくせい人」の別名がついたスペル星人が掲載されたのです。
このカードを見た人が「被爆者を怪獣扱いするとは何事だ!」となったのが発端です。
そんな内容ではないことは分かるのですが、当時の社会背景に「被爆者の差別が多くなっていた」ということもあり、この問題は大きくなったのです。
そして第12話の作品自体を封印する事となりました。
実はこの封印についてを、制作関係者や出演者に対してすぐに伝えられることはなかったそうです。
脚本家の佐々木守氏は「知ったのはずっと後。原爆実験はいけないということを子供たちにわかってほしいと思い書いたが、封印されて問題が大きくなり困った」とのちのインタビューで語られています。
現在もウルトラマンファンの間では、ウルトラセブン第12話について時々、話題になります。
今回のNHKBS4Kでのウルトラセブンの放送が発表されると、やはり12話の放送を期待する声が多く見られました。
そしてこんな声も。
NHKでウルトラセブン4K放送があるとか。現在封印されている第12話「遊星より愛をこめて」を被爆75周年の節目の今こそ解禁すべき。平和祈念式典を毎年中継されているNHKだからこそ、その意義はあると思う。 https://t.co/iCCtFgmzSz
— マッキー@八丁座サロンシネマはいいぞ。 (@ma_cd100) August 18, 2020
いつか第12話も4Kで視聴できる日もあるのでしょうか?
もし、そんな日があれば、ウルトラセブンやスペル星人の話題と共に「平和」について多くの人が考え、語り合うのは間違いないでしょう!
見逃した第12話の動画をみる方法!
現在、多くの動画配信サービスがあるのでウルトラセブンの第12話が視聴できるサービスはないものかと調査しました。
現在のところ見つけることができませんでした。
「YouTubeなどで探せばあるかも」という情報はありますが公式ではありません。
やはり封印されたお話は視聴できないのかもしれませんね。
まとめ
【ウルトラセブン12話ネタバレあらすじは?欠番封印の理由はスペル星人にあり?】をまとめました。
「そのにゅーすって、ほんと!?」でした。