2021年7月25日現在、台風8号が日本の南の海上にあり週明けには日本列島に台風の影響が出そうです!米軍やヨーロッパ予報では台風8号(ニパルタック)関東東京に直撃予想も?windyや気象庁の予測も合わせて見てみましょう!
目次
台風8号2021の最新進路予報
台風8号は26日(月)午後9時現在、日本の東にあります。
- 時速30キロ
- 中心気圧:992ヘクトパスカル
- 最大風速:20メートル
- 最大瞬間風速:30メートル
27日(火)の夜に雨・風のピークを迎える地域があります。
千葉県銚子市で最大瞬間風速23.7メートル、福島県いわき市小名浜では16.1メートル、茨城県北茨城市花園では15.3メートルと風が強まってきました。
今後、風はさらに強まるので早め早めの備えが必要です!
実は現在、日本の南海上はとても台風ができやすい状況にあります。
まずは近海の海面水温をみてみましょう!
画像引用元:海面水温実況図
そうなんです!
台風は海面水温が26,5度以上あれば発達すると言われています。
もちろん台風が発生するには海面水温だけでなく上昇気流などの風の影響も必要です。
現在、南の海上では台風ができやすい「モンスーン」と呼ばれる南西の季節風と太平洋高気圧の円福東寄りの風によって反時計回りの風の流れが形成されています。
日本列島に本格的な夏が到来しつつある一方、南の海では台風の発生しやすい環境になってきています。来週にかけて動向の注意が必要です。https://t.co/yBFMc9fs3a pic.twitter.com/dDyXBft3b9
— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) July 15, 2021
気象庁の予測
日本気象庁では「24時間以内に台風に発達する熱帯低気圧」だけを発表します。
その熱帯低気圧が発生する前から、海面水温や風の動きと数値データ観測を行っており、世界でも優秀な気象機関なので、気象庁が熱帯低気圧を発表したら間違いなく24時間以内に台風になると思って間違い無いでしょう!
では台風8号の情報を見てみましょう!
【台風8号 27日に接近・上陸 関東は局地的大雨の恐れ】 https://t.co/vcbHNkJO8I あす27日、台風8号は東北や関東に珍しい進路で接近し、上陸する可能性が高くなって..
— tenki.jp (@tenkijp) July 26, 2021
7月26日(火)に東北南部付近に上陸する可能性が高くなっています。
福島県や宮城県に上陸すると1951年の統計開始以来初めてのことで、上陸すれば、東日本から東北に甚大な被害をもたらした2019年19号以来2年ぶりのことです。
米軍JTWCの予測
米軍合同台風警戒センター(JTWC)はアメリカのハワイ州にあるアメリカ国防総省の機関でアメリカ軍のためのものです。しかし一般の人もアクセスすることが出来ますよ!
JTWCも気象庁と同じく5日間予報です。
時間は世界時間になっていますので、日本時間に直すには+9時間にしてみてくださいね!
画像引用元:JTWC
【図の見方】
- 黄色丸(24時間以内の発達は考えずらい)
- オレンジ丸(発達しても24時間以上かかる)
- 赤丸(24時間以内に発達します)
- 赤矢印(熱帯低気圧・台風)
- 水色丸は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質
JTWCの進路予想はどうなっているでしょう?
画像引用元:JTWC
JTWCでは東北地方に上陸する予想になっています!
欧州中期予報センター(ECMWF)の予測
では次に10日間予報の欧州中期予報センター(ECMWF)の予測をみてみましょう!
7月26日の予想
画像引用元:ECMWF
こちらはECMWFの7月26日の予測です。
ECMWFは風の強さを色で表現しているので「緑色が濃くなればなるほど」風が強いということです!
沖縄地方の北にある緑色になっている等圧線は台風6号で、まだ、こんなところに停滞している予想になっているのも驚きですね。
そして太平洋にある緑色の等高線が台風8号です!
何やら関東に直撃するように見えますね。
ただ、こちらの台風8号は7月28日には勢力が弱まる予報です。
7月28日予想
画像引用元:ECMWF
熱帯低気圧と台風の違いは「風の強さ」で、中心付近の最大風速が17.2m以上になると「台風」と呼びます。
風速は等圧線間の距離にほぼ比例し、等圧線が密集していると風が強くなるので台風にならなくても熱帯低気圧が発生して日本列島に近づく可能性が高い予報になっています。
ウェザーニュース
ウェザーニュースの情報を見てみましょう!
Tropical storm ( #nepartak )is coming to tokyo.
Please stay safe. pic.twitter.com/4kHglBuzVz— ウェザーニュース (@wni_jp) July 25, 2021
現在、日本の南には太平洋高気圧があります。
しかし、この太平洋高気圧が27日(火)頃に弱まり、東北から関東に上陸する可能性がある目がります。
太平洋高気圧に押されて日本に近づけなかった台風8号ですが、その太平洋高気圧が弱まるのをことで、今後は徐々に北西に向きを変えて日本列島へ近づいてきます。
台風接近前から強雨や雷雨、強風のおそれがあるため注意が必要です。
そうですね。
ウェザーニュースでは英語版のTwitterも上げて注意を促していますね!
世界各国の気象期間の予報はこちらです。
進路に少しずつ差はあるものの、どこも日本列島に向かってくる予報になっていますね。
東京オリンピックの競技が各地で行われているだけに、台風8号の動きは気になるところですね。
windyの予測
引用元:windy.com
気象サービスのWindyは天気予報サービスを自動更新付きでみることができます。
常にリアルタイムで最新情報を確認でき、10日前後先までの予測データをシミュレートできるので、私はよく利用しています。
windyは風・雲・気温・雨・波・気圧などのリアルタイムデータをマップ上に視覚的に見ることができるのがいいですよね。
赤い色が濃いほど風が強くなっています。
台風8号ニパルタック( Nepartak )の意味
台風8号が発生すれば2021のアジア名はニパルタックになります。
ミクロネシア | Nepartak | ニパルタック | 有名な戦士の名前 |
ニパルタックは、2000年に台風委員会により制定された台風のアジア名(国際名)の1つです。
命名国はミクロネシアで「有名な戦士の名前」を意味しています。
それにしても、アメリカのハリケーンは「何号」とは言わないのに、なぜ日本の台風には台風何号という番号色とアジア名の二つあるのでしょう?
不思議に思う方はぜひ、こちらの記事を見て見てください!
台風に備えるランタン
台風に備えて防災グッズも用意しておきたいものです。
今回は、防災グッズのランタンをご紹介したいと思います。
ハンディーライトをセットするとランタンになる便利な灯り取りです。
急な停電に便利ですね。
アウトドアでも活躍するランタンをご紹介しました。
まとめ
【台風8号2021たまご最新進路状況!米軍ヨーロッパ予報はいつ関東に直撃する予想?】をまとめました。
台風7号は日本へ直接な的影響はなさそうですが、台風6号と台風8号の動きに注意してください。