映画「ローマの休日」でアン王女はバッサリと髪を切ってしまいます。なぜロングヘアだった髪をショートヘアにバッサリと切ったのでしょう?髪を切った理由やその髪型が似合う顔型は?
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アン女王が髪を切るシーン
映画「ローマの休日」の劇中の中で、オードリー・ヘップバーン演じるアン王女が、バッサリと髪を切り、ショートカットにするシーンがあります。
この瞬間、女王という立場から1人の女の子に変身するとても印象的なシーンですね。
ローマを訪問したアン王女は、大使館を抜け出してしまいます。
鎮静剤の影響でぼんやりしているアン王女を助けたのが記者のジョーでした。
ジョーは、最初は女王と知らずにアパートに泊めます。
しかし、アンが王女と知ったジョーはアパートを出て街を出歩くアン王女のあとをつけるのです。
すると、アン王女は美容室に入り長かった髪をバッサリと短くするようにオーダーします。
最初は躊躇っていた美容師のマリオですが、アン王女の決意は変わらず髪を短くすることに。
仕上がったアン王女はとても可愛らしくキュートですよね!!
「前からこういう髪型にしたかった」
と喜ぶアン女王の姿に観ている私たちも、これから何かいいことありそうな予感にワクワクしてきますね!
なぜアン女王は髪型を短くした?
「前からこういう髪型にしたかった」という台詞からも、アン王女は髪型さえ自由にできない生活をしているということが伺えます。
何しろアン女王はヨーロッパで最古を誇る某国の女王ですからね。
堅苦しい行事や決まり事も多いだけでなく「某国の王女たるものこうでなければならない」という暗黙のルールもあるのでしょう。
ロングヘアーは女性らしい印象があるので、お淑やかでお嬢様らしいイメージです。
多くの国民はもちろん、対外的にも「女王」としての立ち居振る舞いが常に求められる窮屈な生活から逃れたかったアン王女は、まずは髪型から変貌したかったに違いありません。
「気分を変える」ためにとか「心機一転」とか、ここぞというときに髪型を変える人も多いですよね。
アン王女もそんな気分だったのかも。
アン王女は髪を切ることで、自身を取り巻く窮屈さを切り落としたかったに違いありません。
女王として振る舞わなければいけない窮屈な毎日から逃れたかったのです。
そのために、まずは髪型を自身の「したかった髪型」に自由な意思で切りたかったのだと思います。
それでも、これだけバッサリ切るには勇気がいることでしょう。
何しろ髪は一夜にして伸びるものではありませんからね。
女王として戻ったときにどうするのか、見ている方が「そんなに切って大丈夫?」と心配になるくらいのショートヘアです。
それでもアン王女の髪を切っている時の嬉々とした様子に、こちらも段々ワクワクしてきますね。
このシーンだけでも、アンはただ美しいだけの弱い女王ではなく、強い意志を持った女性であることが分かるのです。
ちなみに、このシーンでオードリー・ヘップバーンは自身の髪を本当に切りました。
ヘップバーンカットが似合う顔は?
アン王女のショートヘアは「ヘップバーンカット」と呼ばれ、オードリー・ヘップバーンの代名詞とも言えます。
ヘップバーンカットとは、前髪と毛先全体をクルクルとカールして、サイドをぴったりさせて後ろに流す髪型です。
今見てみも、とてもキュートで可愛らしい髪型ですよね。
でも、このヘアスタイルは似合う人は”限られる”個性的な髪型なのだとか。
どんな人が似合う髪型のかというと、、、
- おでこが広めの人
- 顔立ちがはっきりしている人
- ベース型の顔型の人
上記を満たしている人がこの髪型が似合うのだそうです。
何しろ髪型が個性的すぎるので、それに負けないくらいの顔立ちでないと似合わない髪型なのだとか。
それでも「ローマの休日」が日本で公開された時、日本でも大流行したそうです。
日本人は『テルマエ・ロマエ』によると「平たい顔族」なので、ヘップバーンカットは難しかったかもしれませんねw。
オードリー・ヘップバーンは自分自身にコンプレックスを多く抱えていたと言われていて、その一つがベース型の顔型だったのです。
それを克服するための髪型だったとも言えますね。
こんなに可愛らしい人でも”コンプレックス”を抱えていたのだと知って驚きました。
今日5月9日は#アイスクリームの日🍦
オードリー・ヘプバーン演じるアン王女がスペイン広場でジェラートを食べる名シーンをお見逃しなく👀✨
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まとめ
【ローマの休日アン王女はなぜ髪を切った?髪型をショートヘアに変えた理由【映画】】をまとめました。
アン王女は、女王として振る舞わなければいけない窮屈な毎日から逃れたかったのです。そのために、まずは髪型を自身の「したかった髪型」に自由な意思で切りたかったのだと思います。
とてもキュートで可愛らしい髪型は「ヘップバーンカット」として世界中で流行しました。
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