ついに新年号の発表です!菅官房長官が掲げた「令和」の文字。NETでは綺麗な文字だと評判です!これを書いたのは誰なのでしょう。またこの方の他の作品も見てみたいという声も多いので調べてみました!
令和と書いた人は誰?
もう、ご存知の通り2019年4月1日、平成に変わる年号は「令和」と発表されました~。
【SNS更新】「本日、元号を改める政令を閣議決定いたしました。新しい元号は「令和」であります。これは、万葉集にある「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す」との文言から引用したものであります。」全文はhttps://t.co/A0ve53CM13https://t.co/iy2LWGXsJh pic.twitter.com/1gMvnfXFRt
— 首相官邸 (@kantei) 2019年4月1日
菅官房長官もいつもより緊張気味だったようですけど、それより気になったのが、この「令和」という文字を書いたのは誰なのだろう?という事でした。
この「令和」の文字を書いたの茂住修身さんという方です。
令和を書いた人はこの方! pic.twitter.com/fEYfngWr1b
— Chino Asisst (@ChinoAsisst) 2019年4月1日
名前:茂住修身(もずみ・おさみ)
生年月日:1956年生れ
年齢:63歳(2019年時)
出身地:岐阜県飛騨市古川町
職業:内閣府辞令専門職
最終学歴:大東文化大学卒業
茂住修身さんは現在63歳。
岐阜県飛騨市に生まれ、高校は岐阜県立斐太高等学校を卒業されています。こちらの学校の偏差値60以上もあり東大など有名大学への進学率も高いそうですよ。
高校卒業後、大東文化大学経済学科へ進学し書道部へ入部されています。大東文化大学には書道学科もあるらしく、こちらからは有名書道家の方も多く輩出されています。
茂住さんがなぜ、書道学科を選ばなかったのか不思議です。もともとは「書道家になるつもりはなかったのかも」と思うのですが、そこのところは情報が無くて分かりませんでした。
そういえば、あの「平成」の文字を書いた河東純一さんも大東文化大学ご出身でしたから、茂住さんは河東純一さんの後輩というわけです。これから年号を書く方は、大東文化大学ご出身の方になるかもしれませんね!
そんな茂住さんは内閣府を1度定年して、辞令専門職として再雇用されています。
辞令専門職って何!?って感じですよね。だいたい、そんな職業があるとは知りませんでした。政府内の看板や表彰状も手掛けられるそうなのです。
「辞令専門職」とは内閣府に所属する専門職らしいのですが『辞令の旨を書く専門の人』という事のようです。「書く」仕事の時だけ内閣府に赴くのかもしれません。
こういう文字パソコンで書くのかと思っていましたけど、違うのですね。そういえば大きな事件があった時、捜査本部に書かれるあの書初めのようなものも、、、あれも書く人が専門にいると聞いたことがあります。
その内閣府版なのが辞令専門職なのでしょう!
普段そんなにこのお仕事があるように思えないので、お仕事があるときだけ出社するのだと思います。
また、茂住修身さんは書道家として『茂住青邨』(もずみ・せいそん)というお名前で活動もされています。
茂住修身さんらしきFacebookを見ると、現在はドバイに在住とあるので「辞令専門職」と言っても普段は日本にはいないのかもしれませんね。
茂住修身の評判
さて、「令和」の文字を見た人の多くが「綺麗」と言って評判です。
令和書いた人字うっま
— 郡山 (@lceberger) 2019年4月1日
「令和」
歴史的瞬間だった。
綺麗な字。そして「令和」書いた人が大学の先輩で誇らしい。
— 中太 佑 (@naka_dee) 2019年4月1日
何回見ても令和書いた人うますぎ、、書道したい欲出てくる、、、
— こめはヤバT余韻 (@___komepot) 2019年4月1日
「令和」書いた人誰なんだろ。すごく好きな筆の運び方だ。
— おかわりちゃん。 (@gokutsubushi501) 2019年4月1日
当たり前と言えば当たり前なんだが令和書いた人めちゃめちゃ綺麗なバランスで書いてて好き。
— せるびす (@baroque_lj) 2019年4月1日
あ、あと菅官房長官が持ってた「令和」文字が素敵だなぁって思いました。画数少ないし、崩し字でもないのに印象にのこる文字ですね。
— 堅香子の花@かたかごって呼んでね (@katakago777) 2019年4月1日
実は、茂住修身さんは新年号発表前の3月29日(金)に、新年号を書くリハーサルをされたそうです。
その時に新年年号はまだ決まっていなかったので、もしかしたらいろいろな書体を試したり、スピードを計ったりしたのかもしれませんね。
正式に新元号『令和』が決定したのは2019年4月1日11時15分ごろなので、わずか25分ほどで『令和』の書を書き上げたことになります。さすがプロです!!
墨は何時間も前から磨っていたという情報もあるので、きっと墨を磨りながら精神統一をされていたに違いありません!
私は書道はまったく分かりません。学校の宿題の書初めを嫌々かいていたほどで、ペン字も下手ですw。
なので「払い」「止め」「入り」と言われてもさっぱり分からないのですが、この「令和」という文字は好きですよ~。
書道家である茂住修身さんが書くのであれば、もっと絵画的にも書けたはずだと思うのですが、敢えて誰にでも読みやすく見やすく書かれていて、何と言っても暖かい文字だと感じました。
「字は体を表す」言いますが、茂住修身さんのお人柄が分かる気がしました。
茂住修身の作品
茂住修身さんの書道家としての号は『茂住青邨』(もずみ・せいそん)さんです。「行政刷新会議事務局」や「国家戦略室」の看板も揮毫されているとか。
「令和」筆耕の茂住修身氏は、茂住菁邨の名で、2015年2月に初演したぼくのオペラ「天生」のチラシに題字を書いてくださっていた。このオペラは、飛驒市文化交流センターの委嘱作品。ぼくの、5月初演の新作オペラ「ある水筒の物語」完成に向けての後押しをしてくださった気分。 pic.twitter.com/fyWguksH9Q
— 伊藤康英 (ITO Yasuhide) (@itomusic) 2019年4月1日
茂住青邨さんの作品は自身のFacebookでも見ることも出来ます!
出身の飛騨高山にある宝生閣(ほうしょうかく)の玄関の間にも書が飾られているそうですよ~。
また、高山市に寄贈されたこちらの作品は、なんと!4年がかりで完成した大作だそうです。
中国の神話に登場する霊獣の四神(青龍、朱雀、玄武、白虎)を甲骨文字で書かれているのだとか。
ん~、文字も絵画のようなものなのでしょうかね!?奥が深いです。
大作ばかりなのかと思ったら、意外にもこんなところで茂住青邨さんの作品を発見しました!
飛騨高山にある蒲酒造さんの「新春干支セット」のラベル書。
残念ながらこちらは既に完売だそうです。
茂住青邨の作品の価格は?
さてさて、「令和」の文字を書いた方の作品となれば、一気に人気急上昇なのは間違いありません!
茂住青邨さんの作品の価格が気になります!もちろん大きさや字数によって価格も違うのでしょう。
残念、価格については分かりませんでした(汗)
ちなみに「平成」のあの書はDAIGOさんの家にあるそうですが、「令和」は内閣府が公書文として保管するそうです。
是非、実物を拝見したいものですね~。
まとめ
新年号「令和」の文字を書いたのは、書道家であり辞令専門職である茂住修身(茂住青邨)さんでした。
「令和」の文字は綺麗すぎると評判でしたね!
地元の飛騨高山には寄贈された作品などがあるようです。一度、その作品を拝見したいです。
「そのにゅーすって、ほんと!?」でした。