映画『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』の劇中に出ててくる撮影場所やロケ地を調査しました。深い森の奥にあるパンコット宮殿は実在するのでしょうか?パンコット宮殿のロケ地の城はどこ?
インディ・ジョーンズ魔宮の伝説
インディ・ジョーンズのシリーズの中で一番好きな作品を聞かれて「魔宮の伝説」をあげる人は多いのではないでしょうか。
その反面、気持ち悪くて嫌い、見ていられないなどの感想もよく聞かれます。
それは大量の虫やワニのシーンや、猿の脳みそ、目玉のスープを食べる強烈なシーンもあり、”トラウマ”になったという人がいるほどです。
来週は #魔宮の伝説 かあ。#目玉のスープ 映るかなあ?#インディジョーンズ#金曜ロードショー pic.twitter.com/SPTzTuKh3G
— エメットXL.ブラウン🚂 (@EmmettBrown1955) September 17, 2021
来週は冷えた猿の脳みそだ🍴#金曜ロードショー #インディジョーンズ pic.twitter.com/VVEkYDD7Fe
— HANABI🎆 (@vader0627) September 17, 2021
ちなみに、アメリカでPG-13制定(13歳未満の鑑賞には保護者の強い同意が必要)のきっかけになったのがこの「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」だそうですよ。
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説/スティーヴン・スピルバーグ 監督/ウィラード・ハイク 他脚本/ジョージ・ルーカス 原案/ハリソン・フォード、ケイト・キャプショー、キー・ホイ・クァン、アムリッシュ・プリ 他出演 https://t.co/yQq8XKsWlb ★★★☆☆ シリーズ2作目。その全ては予言通りに。#映画
— blueberrynights (@berrynights) September 10, 2021
「魔宮の伝説」はインディ・ジョーンズのシリーズの中でも全編がほとんど宮殿の中で展開するストーリーの異色作です。
飛行機の墜落する危機から脱出したインディ一行は、インドの片田舎の村に辿り着き、そこで村を守っていた秘石サンカラ・ストーンと子供たちを捜索するためにパンコット宮殿に向かいます。
深いジャングルを抜けると、インディ一行の目の前に壮大なパンコット宮殿が現れ、無人の筈のパンコット宮殿には新しいマハラジャであるザリム・シンが即位していました。
カーリー神に生け贄を捧げるサギー教団がいたのです。
パンコット宮殿は実在する?
地下ではマグマが煮えたぎり、トロッコが走る地下通路があるパンコット宮殿は実在するお城なのでしょうか?
実はこのパンコット宮殿はセットになります。
最初、パンコット宮殿のロケ地はインドにあるジャイプールのピンクシティが候補に上がっていたのですが、インド政府が脚本の変更を求めるなど難色を示したために、ロンドンのエルストリースタジオにセットがつくられたそうです。
当初のロケ地候補だったインドのジャイプールのピンクシティはこんな感じです。
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劇中のパンコット宮殿とはまた違った趣ですね。
もし、ここで撮影が行われていたらまた違う趣の「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」になっていたかもしれません。
ジャイプールのピンクシティはとても綺麗で有名な観光地なのだとか。
この作品は、サギー教団の残虐なシーンがあるので、インドの宗教やインド人に誤解を生む恐れがあると判断して、インド政府が映画の撮影を拒否したのも分かる気がしますね。
インディ・ジョーンズ魔宮の伝説のロケ地
インディ・ジョーンズ魔宮の伝説はインドが舞台の映画ですが、ロケ地の多くはスリランカのハンターナ、ピンナワラ、ビクトリアダムで行われたそうです。
ラスト・シーンに登場する橋での戦闘シーンは、スリランカの世界遺産「聖地キャンディ」の郊外で撮影されています。
ほう、来週はインディジョーンズか。映画『インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説』 予告編 https://t.co/TB9TKHNxQd @YouTube #金曜ロードショー
— t.voice (@tatsuvoice) September 17, 2021
スリランカのキャンディで撮影をする際、峡谷に長い吊り橋を架けてなければならなかったのですが、ロケ地のすぐそばでダムの建設をしているイギリスのエンジニアリング会社があって、その会社がすぐに吊り橋を作ってくれたおかげで撮影がスムーズに進んだそうですよ。
この他、劇中では「上海の空港」でしたが撮影はハミルトン空軍基地だったり、1935年の上海はマカオ(Macau)のルア・デ・フェリシダーデでロケが行われたそうです。
このように「代役」が多いのもこの映画の特徴ですね。
現在では特撮技術も進んでいるので、ここまで世界各国でロケをする必要はないのかもしれませんが、インディ・ジョーンズ魔宮の伝説は1984年の作品です。
映画の壮大な世界観を表現するためにも、やはりロケ撮影は必要不可欠だったのでしょうね。
インディ・ジョーンズ魔宮の伝説特撮シーン
特撮としてはトロッコのシーンでしょうか。
次週インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説❣
トロッコに乗ってみたい人生だった😆
おやすみなさい~ pic.twitter.com/mhTmVsCmI6— さるぴこ🌞 (@w211fx) September 17, 2021
作品の「ジェットコースター的イメージ」を決定付けるトロッコのシーンではロングショットのほぼ全てがミニチュアなのだそうです。
また、宮殿出口の断崖絶壁は、インディたちの立っている場所以外のほとんどがマット・ペインティング(実写映像と背景画を合成する技術のこと)だそうです。
よく見るとインディたちの輪郭が青く見えますね。特撮だとありありと分かるのですが、そんなことはどうでもいいと思うほど、すでにこの作品に魅了されている事でしょう。
ちなみにこの作品がきっかけで、主演女優のケイト・キャプショーと、監督のスティーブン・スピルバーグはこの映画がきっかけで結婚したそうです。
アカデミー賞で、視覚効果賞を受賞し、トロッコのシーンがディズニーランドのアトラクションになっているのは言うまでもありません。
↓↓インディジョーンズ魔宮の伝説といえば、虫たちを語らずにはいられません!!虫は本物なのか、こちらの記事をご覧ください!
まとめ
【【インディジョーンズ魔宮の伝説】パンコット宮殿は実在する?ロケ地の城はどこ!?】をまとめました。