俳優の名前はそのキャリアと同じくらい重要な意味を持ちます。そんな中で、俳優・水上恒司さんが「岡田健史」という旧芸名から本名への改名を決断した背後には、単なる名前の変更以上の理由が存在します。
この記事では、水上恒司さんのプロフィールから彼のキャリアの転機、そして現在の活動に至るまでの道のりを詳しく掘り下げていきます!
目次
水上恒司:岡田健史からの改名とその背景
甘いマスクと清潔感あふれる容姿で、お茶の間で人気の水上恒司ですが、旧芸名は岡田健史さんと言いました。
プロフィール
- 名前:水上恒司(みずかみ こうし)
- 旧芸名:岡田健史(おかだ けんし)
- 生年月日:1999年5月12日
- 年齢:24歳(2023年10月時点)
- 出身地:福岡県福岡市東区
- 身長:178cm
- 学歴:長崎県創成館高校
- 職業:俳優
- 事務所:合同会社HAKU
デビュー作品
水上恒司さんは「岡田健史」として2018年10月スタートのドラマ「中学聖日記」で有村架純さんの相手役にオーディションで抜擢され、俳優デビューしました。
初出演のドラマにも関わらず、その甘いマスクと演技力が評価され、「週刊ザテレビジョン」主催の第99回ドラマアカデミー賞で助演男優賞を受賞しました。
改名の背景
2022年8月31日、俳優の水上恒司さんは、本名の「水上恒司」へ改名を発表しました。次の項目で詳しくその理由をまとめていきましょう!
事務所の退所と改名の理由
元事務所との関係
旧芸名「岡田健史」は、所属していたスウィートパワーの社長・岡田真弓さんの名前から名付けられました。
水上恒司さんが芸能界に入ったきっかけは、中学1年生の冬に初めて芸能事務所スウィートパワーにスカウトされたことです。
ただ、当時は野球に没頭しており、甲子園を目指していたため、スカウトを断り続けていたのです。
スウィートパワーの社長である岡田真弓さんは、水上恒司さんを中学1年生の時から5年間もかけてスカウトし続けたそうです。
岡田社長にとって、水上恒司さんは非常に重要な逸材であったのでしょうね。
水上恒司さんは高校3年生で部活を引退した後、ようやくスカウトを受け入れ、スウィートパワーに入所しました。
その後、数々のドラマや映画に出演し、人気俳優の仲間入りを果たします。
しかし、事務所との契約トラブルが発覚し、裁判所に申し立てを行うほどの不和が生じてしまったそうです。
その後話し合いで和解したようで、契約期間を前倒しで終了となり、2022年8月31日に所属事務所を退所して、本名の「水上恒司」と改名すると発表されました。
改名の理由
岡田健史から改名の《水上恒司》
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— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) October 22, 2022
改名は、新たなスタートを切るための決意でもあるようです。
「心機一転、ゼロからではなくマイナスからのスタートだと思って、一つ一つまた積み重ねていきたい」
参照元:ORICON NEWS
また、自分らしさを貫くため、水上恒司さんは、いつでも普通の生活に戻れるように、本名で活動することを決意したのではないかと言われています。
彼の改名に関連して、このように述べています。
「水上恒司として23年間生きてきた。役者としての4年間も含めて。だったら、名称に固執するのはノーセンス」
参照元:モデルプレス
水上恒司さんにとっては自分の本名が自然であり、特に深い由来を求める必要はないという考えを持っているようです。
彼の改名は、より自分らしさを表現し、新たなスタートを切るための決断であったと考えられます。
また、水上恒司さんは「岡田健史」名義当時(デビュー1年)のインタビューでこんなことも語られていました。
僕は、演じることが好きになって今の俳優活動が始まっているので、極端な話、芝居に情熱を注げなくなったら、この業界から潔くサヨナラすればいい。だから、いつでも普通の生活に戻れるように、生きているつもりです。
参照元:日本経済新聞
これは一見、冷めたような言葉に聞こえますが、逆に言えば、俳優として生きていくという強い意志を感じます。
水上恒司さんは、元事務所と関係を断ち切り、旧芸名の「岡田健史」に固執するのではなく、本名で勝負する「直球」を選んだのでしょうね。
今後も、所属事務所とのトラブルを乗り越え、俳優としてより成長した水上恒司さんから目が離せません!
現在の事務所はどこ?
改名後の水上恒司さんは、「合同会社HAKU」と業務提携を結びました。
2023年には、フジテレビの「月9」ドラマ『真夏のシンデレラ』や、NHKの朝ドラ『ブギウギ』など、数々の作品に出演しています。
現在、彼は大手芸能事務所には所属せず、「合同会社HAKU」と業務提携を結んでいます。
合同会社HAKUは、2022年4月に設立された新しい会社で、主にクリエイターのマネジメントやプロデュースを行うことを事業内容としています。
タレントのキャリア管理や発展に重点を置いているようですね。
CEOを務める岩崎恒平さんをはじめ、ヘアメイク担当3名、アートディレクター1名という比較的小規模な組織で、タレント一人ひとりの個性や希望に合わせたマネジメントを行うことを目指しているのだとか。
水上恒司さんは、スウィートパワーを退所した後、合同会社HAKUと業務提携を結び、これにより、彼は自身のキャリアをより自由な形で進めることが可能になったのです。
より一層、水上恒司さんらしい活動が今後も広がっていくに違いありません!
楽しみですね。
まとめ
【水上恒司の改名理由は?なぜ岡田健史を捨て本名に固執したのか?】
水上恒司さんの改名は、過去の事務所との関係を断ち切り、自分らしさを貫くため、そして新しいスタートを切るための重要な一歩でした。
彼の今後の活躍に期待が集まります。