東京パラリンピック2020大会のトライアスロン競技で宇田秀生選手が銀メダルを獲得しました!宇田秀生選手は事故で右腕を失ってしまったそうです。今回はプロフィールや事故内容とご家族について調査しました!
宇田秀生のプロフィール
Congratulations!!
銀メダルおめでとう🎊✨トライアスロン 宇田 秀生 男子PTS4#TeamJAPAN #超えろみんなで #Paralympics #パラリンピック pic.twitter.com/MxVrpy4nsY
— 日本パラリンピック委員会 (@paralympic_jpc) August 27, 2021
まずは、東京パラリンピック2020大会のトライアスロン男子で銀メダルに輝いた宇田秀生選手のプロフィールからご紹介します。
宇田秀生選手は26歳の時に右腕を失いました。
宇田選手は、もともと運動能力が高く、小学校1年生の時にお兄さんの影響でサッカーを始めると、滋賀県の水口高校時代には元日本代表で現在スペインで活躍する乾貴士選手ともプレーしたことがあるほどです。
高校卒業までサッカーの県代表選手として活躍し、スポーツ特別枠で関西外大学に進学すると卒業後は建設会社に就職しました。
そして、2013年5月5月に大学時代に知り合った4歳年上の”亜紀”さんと、26歳の時に結婚されました。
しかし、そのわずか5日後に、就業中の事故で機械に巻き込まれ”右腕”を失ってしまったのです。
宇田選手がトライアスロンと出会ったのは、その大事故からわずか半年後にリハビリの延長で始めた水泳がきっかけだったそうです。
もともと目立ちやがりで、体力にも自信があった宇田秀生選手は「やるなら勝つ!」という気持ちだけで「びわ湖トライアスロン大会」に出場。
結果はいきなり準優勝というから凄いですよね!
トライアスロン競技内容は
- スイム:750m
- バイク:20km
- ラン:5km
と、とても過酷な競技です。
その2ヶ月後に「アジアパラトライアスロン選手権」に出場すると優勝し、2017年7月には世界ランキング1位になりました。
実は、宇田秀生選手は「鉄の左腕」を持つと呼ばれていて、体幹と足腰のポテンシャルは計り知れないと評価されています。
しかも、宇田秀生選手は専業アスリートではなく、仕事をしながらトレーニングに励んでいるというのですから驚きですよね!!
- 名前:宇田秀生(うだ・ひでき)
- 生年月日:1987年4月6日
- 身長:169㎝
- 体重:58kg
- 出身地:滋賀県甲賀市
- 出身高校:水口高校
- 出身大学:関西外大
- 所属:NTT東日本・NTT西日本
宇田秀生はどんな事故で右腕を失った?
上記でも記述しましたが、宇田秀生選手が事故にあったのは2013年5月に結婚してからわずか5日後のことでした。
就業中の事故でベルトコンベアーに巻き込まれてしまったそうです。
「たった1秒で僕の人生は大きく変わった」
「一命は取り留めたが、なぜあの時・・・という後悔が頭の中をぐるぐると巡るような絶望の日々を過ごした」
と宇田秀生選手は語られています。
生死を彷徨ったほどの大怪我で、助かるためには血管や神経を遮断しなければならないほどだったそうです。
会社名など詳細なことは分かりませんでしたが、建設会社での事故という事なので、おそらく大きな機械に巻き込まれてしまったのだろうと推測します。
宇田秀生の嫁がすごい
右手を失う事故に遭ってから、パラリンピック選手を目指した宇田秀生選手は強いメンタルの持ち主なのは間違いありません。
しかし、それを支えているお嫁さんの亜紀さんも凄いですよねっ!
亜紀さんは宇田秀生選手より4歳年上の姉さん女房で、宇田秀生選手が事故にあった時にはすでに妊娠されていました。
事故に遭って入院している当時から「これはパラリンピックでられるんちゃうかな」と2人で話していたそうです。
それだけ聞けば「とても前向きな夫婦だ」と思ってしまいがちですが、他人が思うほど簡単な感情ではなかったはずです。
亜紀さんのインスタグラムにはこのように書かれています。
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亜紀さんの言葉によると、事故直後は「もう頭の中が真っ白で、涙が止まらなかった」そうです。
しかし「これから先どんな辛い音があっても、全力で支えて以降と心に強く思った」とも。
宇田秀生選手によると亜紀さんは(入院中に)「落ち込む顔を見せずに頑張って支えてくれた」そうです。
画像を見ても亜紀さんの笑顔は本当に素敵ですね。
宇田秀生の子供が可愛い
宇田秀生選手には現在、とても可愛らしい男の子のお子さんが2人います。
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事故当時。宇田選手は「障害のある父親がどう思われるのか」心配されていたようです。
しかし、お子さんにとっての宇田秀生選手は「お父さんみたいになる!」という自慢の父親です。
実は、私の父親も就業中の事故により右手の指が全部ありません。
私の生まれる前の事故だったので、私が物心ついた時には指のない障害者の父親でした。
でも、私はそれが「嫌だ」とか「恥ずかしい」と感じたことはありません。
「指」なので変な誤解もあり、心ない言葉をかけらた記憶もありますが、母から聞いた事故内容を普通に説明していました。
不思議と子供にとってはそれ(父親の障害)が当たり前の現実なんですよね。
きっと、宇田秀生選手の息子さん2人も私と同じような感覚なのだと思います。
父親の障害が普通なんです。
しかも銀メダルを獲得するほどの凄い父親ですから「自慢」の父親で、本当に羨ましいです〜。
(ちなみに私の父親は、私が幼稚園の時になんと魚屋に転職しました(笑)指はありませんが、魚を捌くのは私よりもずっと上手なんですw)
現在、宇田秀生選手のご長男はキッズトラアスロンに挑戦しているそうですよ。
将来はオリンピック選手になって金メダルを獲得するかも!
とっても楽しみですね!!
まとめ
【宇田秀生はどんな事故で右腕を失った?プロフィールと嫁や子供について!】をまとめました。
宇田秀生選手、銀メダルおめでとうございます!
「右腕を失ってから、ここまでいろいろありましたけど、結果オーライ。今、すごく幸せです」
と語られた姿がめちゃくちゃカッコ良かったです!
これからも応援しています。