2023年台風4号のたまご(熱帯低気圧)から消滅までを、最新進路予想を米軍(JTWC)やヨーロッパ(ECMWF)windy、気象庁など各国気象機関の予報をまとめて、イッキに見ていきましょう。
これで台風4号の情報は終わりにします!
台風5号の情報はこちらをご覧ください!
目次
台風4号2023たまご(現在の情報)
7月15日(土)現在、日本気象庁から台風4号の情報です。
存在地域 | 南シナ海 |
中心気圧 | 990hPa |
最大風速 | 中心付近で20m/s |
最大瞬間風速 | 30m/s |
では、米軍(JTWC)や長期予報に特化したヨーロッパ(ECMWF)なども詳しくチェックしていきましょう!
米軍(JTWC)台風4号の最新進路予想は?
まずは米軍合同台風警報センター(JTWC)の情報から見てみましょう!
米軍合同台風警報センター(JTWC)でも、台風4号のたまご(熱帯低気圧)を発表しています
【7月15日(土)現在】
画像:JTWC
2023年台風4号のたまご(熱帯低気圧)は赤い矢印(TS04w)です。
JTWCによると海面温度は30〜30℃で、急速に発達する十分なエネルギーが得られるとのことです。
【図の見方】
- 黄色丸(24時間以内の発達は考えずらい)
- オレンジ丸(発達しても24時間以上かかる)
- 赤丸(24時間以内に発達します)
- 赤矢印(熱帯低気圧・台風)
- 水色丸は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質
進路予想はこちらです。
西寄りに進む予想になっていますね。
画像:JTWC
今後も注視していきましょう!
・1KTS(ノット) = 0.5144m/s(秒速)
・1KTS(ノット) = 1.852km/h(時速)
*JTWCの時刻表記は協定世界時なので、日本時間に直すには時差の9時間を加えて下さい。
今後も引き続きJTWCの情報をお伝えしていきます。
ヨーロッパ(ECMWF)台風3号の予想
では次にヨーロッパECMWFの少し先の予想進路を見てみましょう!
【2023年7月18日の予想図】
ECMWFはスーパーコンピューターによる気象予報で、JTWCと同じく世界的に信頼のおける気象機関であり、長期予報に特化しています。
そこで、少し先の18日(火)の予報を見てみました。
ECMWFの画像は等圧線と風の強さを表した予想図で、緑色で表されているのは風の強さになります。
画像引用元:ECMWF
ECMWFでも台風4号は日本列島に直接的な影響はないものと予想しています。
ECMWFもJTWCと同じく世界協定時間になるので、日本時間で見る時はプラス9時間にしてください。
日本気象庁の台風4号の予想
日本気象庁の台風4号のたまご(熱帯低気圧)の予想はこちらです。
画像:tenki.jp
気象庁から台風のたまご(熱帯低気圧)が発表されるのは、24時間以内に台風に発達する可能性のある熱帯低気圧のみです。
日本への直接的な影響はないものの、湿った空気が大陸から本州付近に流れ込むと、梅雨前線の活動が活発になります。
また、台風4号の熱帯低気圧の下には新たな熱帯低気圧に発達しそうな雲の塊があります。
画像:tenki.jp
2023年シーズンはまだ台風は4つ目ですが、台風発生域の対流活動が平年より活発になることで、台風の発生数は平年よりやや多い29個前後となる予想です。
また、台風の接近・上陸リスクが高まる予想なのだとか。
海面水温の高い海域を通る時間が長くなり、勢力の強い台風が多くなる傾向があるとも発表されています。
今シーズンも台風情報にご注意ください!
windyの台風3号の情報
『windy』はチェコの気象機関会社です。
では、windyの情報を、等圧線を表示しながらみてみましょう!
上記の画像では、風の動きと等圧線を示すデータを表示させています。
(L)は低気圧
(H)は高気圧
▲マークをタップすると時間をすすめて見ることができます。
7月14日(金)現在、フィリピン海域に低気圧の渦が確認できます。
これが台風4号になる可能性がありますね。
この低気圧の動きに今後も注視していきたいと思います!
windyは風の動きだけでなく、雨雲や雷がどこで発達しているかまで視覚的に捉えられるので、見ているだけでも面白いサイトです。
現在使用されている気象予報データは、ECMWFやJTWCなど情報を元にしていて、リアルタイム天気予報サービスを世界中に提供しています。
現在の海面水温を見る
台風の発達には海面水温が大きな影響を与えます。
そこで、現在の海面水温を見てみましょう!
赤色が濃くなるほど海面水温が高いということですが、台風が発達する海面水温27℃以上が日本の南に広がっています。
今年の台風は非常に強く、大型の台風になる可能性もあります。
今後の台風情報に注意してくださいね。
ウェザーニュースの情報
ウェザーニュースの情報を見てみましょう。
【台風発生】
7月15日(土)15時、南シナ海で台風4号(タリム)が発生しました。南シナ海を西進する予想で、日本への直接の影響はありません。
台風4号の名前「タリム(Talim)」はフィリピンが提案した名称で、鋭い刃先を意味する語からとられています。https://t.co/X4BRORYmBe pic.twitter.com/mxv4sKNQPL
— ウェザーニュース (@wni_jp) July 15, 2023
ウェザーニュースでも南シナ海を西進する可能性が高いとのこと。
また「今年の台風傾向は、台風の発生数は29個前後で強い台風の接近や上陸に注意」と発表しています。
たくさんだって🌀
台風傾向2023 今年の台風発生数は29個前後 強い台風の接近・上陸に注意 – ウェザーニュース https://t.co/2kFSkMnDMK
— Sakai.M (@77_sakai) June 6, 2023
ウェザーニュースは日本の民間最大の気象機関です。
その精度の高さやピンポイントでの気象情報の提供などにより、多くの企業が有料級の提携をしていますよ。
台風3号の進路予想(世界の気象機関)
現在のところ台風4号は出来ていないので、世界の気象機関も台風4号の情報は発表していません。
特務機関NERVの情報
では、最後に「特務機関NERV」をご紹介します。
【水害にあったときに】
「震災がつなぐ全国ネットワーク」が水害にあったときに必要な情報をまとめています。このツイートの画像は、「水害にあったときに」のPDFを引用したものです。(2021年7月版)https://t.co/oGHpGpcpzS pic.twitter.com/g1gdN2SwmJ— 特務機関NERV (@UN_NERV) July 13, 2022
「特務機関NERV」は、防災気象情報を配信するTwitter・アプリでは、気象庁に専用線を敷いています。
そのため、気象庁が発信する気象警報をダイレクトに受け取り、Tweetすることができるので情報を最速でお知らせしてくれる信頼できる機関です。
停電情報や、警報・注意報情報などきめ細やかな情報が、時に、気象庁より早く流れてきます。
2022年8月現在のTwitterフォロワー数は174.5万人以上にのぼり、無料のスマートフォン用アプリもありますので、みてみてくださいね1
- 特務機関NERV防災アプリ
- 特務機関NERV (@UN_NERV) – Twitter
飛行機の運行状況は?
航空会社名 | 欠航/運行 |
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スカイマーク | 運行状況はこちら |
大手電力会社の停電情報!
電力会社名 | 停電情報先リンク |
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JRの運行状況を確認する
鉄道会社 | 運行状況先リンク |
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JR東海 | 列車運行状況はこちら |
JR東日本 | 運行状況はこちら |
JR北海道 | 列車運行状況はこちら |
2023年台風4号の名前は?
2023年台風4号が発生すると名前は「タリム(Talim)」になります。
命名国はフィリピンで、タガログ語で「鋭い刃先」を意味します。
台風の名前は、台風委員会(日本のほか14カ国が加盟)の加盟国が提案した140個の名前を順番に使っています。
台風に備える
まとめ
【台風4号2023たまご最新進路予想!米軍windyヨーロッパ気象庁のまとめ!】をまとめました。
今年の台風は、非常に強く大型になる恐れがあるということなので今後も台風情報は早め早めに入手してきましょう。
台風4号ついては、今後も世界各国の気象機関の情報が入り次第お知らせしますね!!