台風11号(2019年)が発生しました!
最新進路予想を米軍やヨーロッパの予報と合わせて見てみましょう!
秋雨前線を刺激して大雨を降らせる恐れもあるらしい!?
台風11号(2019)の最新進路予報
2019年8月21日15時ころ、台風11号が発生しました!
今後、この台風は発達しながら北西に進み、週末にかけて沖縄に接近するおそれがあります。
まずはウェザーニュースさんの情報からどうぞ。
【台風情報】
昨日、発生した台風11号(バイルー)は、今日22日(木)6時現在、フィリピンの東の海上を北上中。
このあとはやや発達しながら、週末には沖縄の先島諸島に近づく予想です。
また台風からの暖かく湿った空気が流れ込み、週末以降は西日本でも大雨のおそれがあります。https://t.co/aeNbNmthuL pic.twitter.com/3PPHvOY6NO— ウェザーニュース (@wni_jp) 2019年8月21日
23日には暴風域を伴う予報です。
台風11号 23日には暴風域を伴う予報です#ヤフー天気 #台風https://t.co/5dgYQC7lK2 pic.twitter.com/m6BiDuqn13
— あらかわ@令和最初の夏 (@ara_chem) 2019年8月21日
【8月22日現在】
大きさ:大型
中心気圧:990hPa
台風11号は週末頃には沖縄の先島諸島に接近の恐れ。
その後は中国大陸方面に向かう可能性が高いです。
米軍合同台風警報センター(JTWC)
では米軍合同台風警報センター(JTWC)を見てみましょう!
台風11号、米軍さんのも出てましたね。
今回はコースに悩むことはなさそう。 pic.twitter.com/o0hS6JBKc3— 木工大好き (@mokkou2019) 2019年8月21日
やはり、台風11号は日本列島に直撃することはなさそうです。
しかしこの台風11号の影響により秋雨前線が刺激され、大雨が降る恐れがあります。
週末は大雨に注意!
日本列島には直撃はしないものの、沖縄や西日本で大雨となりそうです。
また、波が高くなるのでマリンレジャーは注意してください!
今夜のハルハル。あすは、広い範囲で大雨になりそう。あすの朝は、太平洋側を中心に雨足が強まりそう。日中は、北陸周辺、再び雨足が強まるところがありそう。台風11号、土曜日には先島諸島に接近するおそれ。 #nw9 pic.twitter.com/7YRYVQgdVw
— ナナミ (@Nanamix68k) 2019年8月22日
【お天気コウなる】
全国的に雨☂️
前線が南下し激しい雷雨となる時間もありそう☔️⚡️
日中の気温は30度前後の見込み大分は夕方ごろまで雨で、通勤通学の時間に大雨となりそう☔️⚡️
車の運転や足元に注意⚠️台風11号は発達しながらフィリピンの東を北西へ進む見込み。 pic.twitter.com/MF98e20TiC
— 木村 滉 (気象予報士) (@koukimura1016) 2019年8月22日
秋雨前線と梅雨前線の違いは?
今回の台風11号は台風自体よりも秋雨前線による雨に注意が必要です。
暦の上ではもう秋です。
ついこの間まで梅雨前線が日本列島にかかっていたのに、現在は秋雨前線となっています。
実は、この秋雨前線が停滞する時期は台風の動向に注意が必要なのですが、梅雨前線と秋雨前線の違いは何なのでしょうか?
【梅雨前線とは】
梅雨前線は「春の空気」と「夏の空気」の境目。
夏が近づき太平洋高気圧の勢力が強まると南から夏の空気が上がってきます。
夏が近づくにつれて梅雨前線は南側の暖かな空気に押され、次第に北上します。
【秋雨前線とは】
秋雨前線は「秋の空気」と「夏の空気」の境目。
秋になると北から冷たい空気がやってくるので、季節が進むにつれて秋雨前線の位置は次第に南下します。
どちらも南側に暖かい空気があるのは同じです。
梅雨前線の北側には→春の空気。
秋雨前線の北側には→秋の空気。
の違いなのですね。
秋雨の時期は東日本で雨量が多くなるのに対し、梅雨の時期は西日本ほど雨量が多い傾向があるそうです。
台風が南からあがって来ると、この秋雨前線に湿った暖かい空気が流れ込み、秋雨前線を刺激して大雨が降るのだとか。
秋に降水量が多いのはこの影響もあるのでしょうね。
現在の風の流れも見てみましょう。
今日の午後3時頃、フィリピンの東の海上で台風11号が発生した。
これは上空850hPa付近の風の流れ(静止画)に高気圧と低気圧、台風などの記号を入れてみた。
台風11号、この時間の進路予報では台湾付近へ進むようだ。
しかし赤道付近には渦を巻き始めている気流があるようだ。 pic.twitter.com/z5ksPaXsSk— ヤブサメくん@type1 (@yabusame1350) 2019年8月21日
線状降水帯とは?
今回の台風11号の影響で「線状降水帯」が発生しそうです。
線状降水帯とは・・・
「激しい雨を降らせる積乱雲が連続して発生し線状に並びその規模が幅20〜50km、長さ50〜200kmになるものが線状降水帯と呼ばれています。」
線状降水帯では同じ場所で何時間も大雨が降るため、水害を起こす危険性が高くなります。
明日線状降水帯発生とか pic.twitter.com/1fT3xfV3x2
— ヒル@C-HRで932GO! (@yoshihiro932) 2019年8月22日
台風11号は全国的に雷を伴った大雨が降りそうで、気温も下がらず蒸し暑くなるそうです。
台風11号の名前は?
台風11号の名前は「バイルー」です。
台風11号の「バイルー」は白鹿か。…日本酒の名前だな。
鹿は神の使いと言うけれど、中国ではどんなイメージなのかとググってみたら、平和の象徴とか財運の象徴(鹿と禄が同音のため?)とか色々出て来た。— れんもく (@lingmuk) 2019年8月22日
日本の台風の呼び方には「台風何号」と名前とがあるのは何故なのでしょう!?
その答えや、台風の名前の付け方や意味が気になる方は是非こちらの記事を見てみて下さいね~。
まとめ
台風11号2019は日本列島への直撃は無さそうですが、海は荒れることは間違いありませんね。
マリンレジャーはくれぐれも注意したいものです!
また、秋雨前線を刺激して大雨になるところもあるようです。突然の雨や落雷にはくれぐれも注意してください。
「そのにゅーすって、ほんと!?」でした。